革のお手入れ方法

末長くご愛用いただくために

革は天然素材のため、長く使うほどダメージを受けてしまいがちです。しかし、ちょっとした手入れをすることで美しい状態を保つことができます。本革製品のエイジングを素敵に楽しんでいいただくためのお手入れ方法をご紹介します。

防水ケア

防水スプレーを事前にかけておくことで、革に雨や水がつくことで起こるシミや色落ちなどを防ぎましょう。また汚れ防止にもなるため、はじめて革製品をご使用になる前にまず防水ケアを行うことをおすすめします。

1. 汚れを落とす
革製品を乾拭きやブラシがけをして、ほこりを落とす。縫い目部分もしっかり。

2. 屋外で噴霧
屋外で革製品から30cmほど距離をとり、水平方向に動かしながら全体に噴霧 ※スプレーの出だしが革製品にかからないようにすると、一点に集中してかかってしまうのを防げます

3. 乾燥
全体がしっとりと濡れる程度にかけ、その後20~30分かけて乾かす
完全に乾いたら、柔らかい布で軽く乾拭きしなじませる

– ポイント –
乾かす時間を考えて時間に余裕を持つことがコツです。
また防水効果はしだいに落ちるため、定期的にお使いください(毎日使用するバッグの場合、梅雨時期は週に1回程度を目安)。
はじめてケアする際は、目立たない部分で試してからのご使用をおすすめします

クリーニング

汚れは革のダメージ要因でもあるので、毎日少しずつでも手入れをして革の負担を少なくしてあげましょう

1. ほこりを落とす
乾拭きやブラシがけをし、革表面のほこりを落とす

2. 布にクリーナーを出す
柔らかい布に、クリーナーを数滴出す ※付け過ぎは色落ちの原因になるので注意

3. 軽く叩く
汚れ部分を軽く叩いて、汚れを浮かす ※擦ると色落ちしたり、汚れが広がるので注意

4. 布で汚れを吸い取る
浮き上がった汚れをきれいな布で吸収する、さらに仕上げ拭きをして余分なクリーナーを取り除いたら、完了

– ポイント –
汚れに気がついたらすぐに対処することが大切。時間が経つと、汚れが革の中まで染み込んでしまう可能性があります。バッグは、角部分やバッグの底面が特に汚れがち、定期的に手入れをして、より気持ちよく使える状態を保ちます。また起毛素材(スウェード/ヌバックレザー等)にクリーナーを使用すると、表面がべたつくためご使用いただけません。汚れが気になる場合は、水で濡らして固く絞ったタオルなどでトントンと優しく叩くように落としてください。

– 日々できるお手入れ –
・乾拭き
使用後に拭くことで表面のほこりを落とすことができ、さらに光沢が増す効果もあり。乾拭きで使う布は、ゴワゴワした質感だと革にキズが付いてしまう可能性があるため、できるだけ柔らかい素材がおすすめ(着古した綿のTシャツなどを再利用するのも有効)。乾拭きはキズが付かないようできるだけ力を入れず、優しく優しくなでるように。使用後や1日の終わりに、革の状態を確認しながらさっと拭く。習慣づけると、手間に感じません。

・ブラシがけ
革用のブラシを使ってこまめにブラッシングをしておくと、清潔に保てます。なお、乾拭きしにくい起毛素材(スウェード/ヌバックレザー等)にも、こまめなブラシがけが効果的。

オイルケア

潤いや油脂分を失った革にクリーム状のオイルを与えると、革がしっとりと元気に、艶のある表情を取り戻します。色褪せのリスクもしっかりと防いでくれます。

1. ほこりを落とす
乾拭きやブラシがけをして、ほこりを落とす。縫い目部分までしっかりと。

2. 布にオイルを取る

きれいな柔らかい布に、オイル1円玉くらいの量を取る。革小物には、米粒くらいで適量

3. 手早く塗り広げる
手早く全体に薄く、円を描くように塗り広げる。※付け過ぎはシミの原因になるので注意

4. 乾燥、乾拭き

塗り終割った後30~60分かけて乾燥。最後に柔らかい布で余分なオイルを拭きとり、完了。

– ポイント –
革の種類によっては、オイルを塗ると色落ちをする場合もありますので、はじめてケアする際は、目立たない部分で試してからご使用することをおすすめします。また起毛素材(スウェード/ヌバックレザー等)へのオイルケアはおすすめしておりません。

– オイルケアのタイミング –
新品の時と比べ表面が乾燥してきたら、手入れ時です(革の種類や製品の使用頻度によりオイルケアのタイミングは異なります。革の状態を確認しながらケアを行ってください)。

革の休ませ方

毎日ご愛用の革製品も、ときどきは休ませてあげたほうが長持ちしてくれます。

– 気をつけるポイント –
・時々中身を出す
毎日使う財布や仕事用のバッグは、休日に中身を出して休ませてあげると、革がくたびれてしまうのを多少なり防ぐことができます。バッグの中には丸めた紙などを入れておくと、湿気取りと型崩れ防止に。
※新聞紙を詰めものに使うと、インクの匂いを虫が嫌うので効果的(インクがバッグに移らないよう紙や布で包んでください)。

・長時間しまう場合は、湿気に注意
保管は、ほこり等のトラブルを避けるため、製品が包まれていた不織布の袋に入れて保管することをおすすめします。

※ただし不織布の袋に長期間入れておくと湿気がこもってしまう可能性があるため、たまには袋から出し風通しの良い場所に置いてあげると、より効果的です。
※ビニール袋に入れて保管するのはお避け下さい。変質などの原因となります。